82歳でも改善！外反母趾・モートン病で指が重なり歩くのも大変だったのが、1時間以上歩けるようになった方（大阪府堺市）

Contents

ご来院までの経緯
初診時の主訴
初診時の足の状態（足圧分布）
- ①浮指　②指が重なっている
初診時の足の状態（外反母趾の角度・横幅・ウィズ）
症状の経過
After（外反母趾の角度・横幅・ウィズ）
- After（数値での変化）
ご感想

ご来院までの経緯

T.Kさんは、82歳と当院患者様の中でもご高齢な方です。

半年位前より、外反母趾が酷く痛み出し

２、3ヵ月前より歩行時蹴りだす際に、

右足の第1趾と2趾の間に痛みを感じるようになり

家の中を歩く時だけでも、強く痛み日常生活に支障が出る程でした。

「このままでは自分の足で歩けなくなる…」

と、とても不安なお気持ちで、

娘さんとご一緒に当院へご来院頂きました。

初診時の主訴

外反母趾の角度は、

左足:45.4°（重度）

右足:46.7°（重度）

左右共、足の指が重なっている状態でした。

右足の第1趾と2趾の間には硬いしこりの様なものがあり（モートン病）

これが神経を圧迫し、蹴りだす際に痛みを引き起こしていました。

また、足の裏や指の間にいくつものタコや魚の目があり

とても歩くのが大変で、お困りな状態でした。

初診時の足の状態（足圧分布）

①浮指　②指が重なっている

すべての指にほとんど体重が掛かっておらず、

左足の外反母趾の親指の上に隣の指が重なってしまっていました。

すべての指にほとんど体重が掛かっていない為

歩く時に足元が不安定になり、それを安定させる為に

足の指や、足の裏で

過度に踏みしめるような使い方になっていた為、

外反母趾の変形は重なる程に進み、

足裏のタコや、モートン病も併発していました。

このままでは、本当に歩けなくなる1歩手前の状態でした。

初診時の足の状態（外反母趾の角度・横幅・ウィズ）

2021.10.12	左足	右足
外反母趾の親指の角度	45.4°	46.7°
足の横幅	10.4cm	10.4cm
ウィズサイズ	範囲外大	範囲外大

※ウィズサイズとは、JIS（日本工業規格）が定めた靴の足囲サイズのこと

※範囲外とは横幅が広すぎ計測不能という事

症状の経過

T.Kさんと娘さんは、大阪府堺市から

外反母趾・足裏のタコ・モートン病・浮指と

沢山の足の問題を解決する為に

お越し頂き、

とても前向きに頑張って頂きました。

歩行時の外反母趾や、モートン病の痛みは、

ご来院の度に、

「先生、今週はほとんど痛くなかったです」

「足裏のタコが柔らかくなってきて、踏みしめても痛く無くなりました」

「膝や腰も痛く無くなってきました」

と痛みや状態のご報告を頂きました。

痛みが無くなっただけでは完治とは言えません。

左右共、45°を超えている外反母趾の変形がそのままでは、

また再発してしまいます。

症状だけではなく、

根本的な足の骨の状態まで変えるつもりで頑張って頂きました。

そうして、約4か月後の来院時に計測すると、

足の状態は下記のように変化しました。

After（外反母趾の角度・横幅・ウィズ）

After（数値での変化）

2021.10.12	左足	右足
外反母趾の親指の角度	45.4°	46.7°
足の横幅	10.4cm	10.4cm
ウィズサイズ	範囲外大	範囲外大

⇩⇩⇩⇩⇩

2021.02.05	左足	右足
外反母趾の親指の角度	45.4°➡37.7°　△7.7°	46.7°➡41.1°　△5.6°
足の横幅	10.4cm➡10.1cm　△3mm	10.4cm➡10.0cm　△4ｍｍ
ウィズサイズ	範囲外	範囲外大➡4E　2サイズダウン