外反母趾と歩き出す時に痛かった足底筋膜炎の改善例（奈良県大和郡山市 40代介護職女性） | 南花台田辺整骨院・整体院、大阪の外反母趾やモートン病の専門整体。

Contents

まずはご感想から
ご来院までの経過
初診時の主訴
初診時の足の状態（外反母趾の角度・横幅・ウィズ）
初診時の足裏の圧力分布
症状の経過
After（外反母趾の角度・横幅・ウィズ）
- After（数値での変化）

まずはご感想から

ご来院までの経過

T.Oさんは子供の頃から、外反母趾は気にしておられたそうです。

普段から介護のお仕事で、足や身体は酷使しておられます。

今までは外反母趾の痛みは感じていませんでしたが

1年位前より、足の親指の外反母趾で変形しているところが痛みを感じはじめ

ここ最近では、痛みが増してきた為、当院へご来院頂きました。

初診時の主訴

左右の足の親指の角度は30°を越えてしまっていました。

歩く時だけでなく、じっとしている時も外反母趾の親指の痛みを感じ、大変お困りなご様子でした。

また起床時、ベットから降りて一歩踏み出す際に、

左足裏のかかとに近い部分にも痛みを感じておられました。

それに加え、膝痛・股関節痛の訴えもありました。

初診時の足の状態（外反母趾の角度・横幅・ウィズ）

2020.3.2	左足	右足
外反母趾の親指の角度	34.5°	31.4°
足の横幅	10.4cm	10.2cm
ウィズサイズ	F	4E

※ウィズサイズとは、JIS（日本工業規格）が定めた靴の足囲サイズのこと

初診時の足裏の圧力分布

❶特に、右足にほとんど荷重が掛かっていません

❷両足共、足指に荷重が掛かっていません➡【浮指】

❶❷のように、全体的に足に荷重が掛かっていません。

そうすると足が不安定になります。

それを安定させる為に

足の親指で踏みしめるような歩き方になってしまい

【外反母趾】になってしまっていました。

さらに足裏にも過剰に負荷が掛かり続け

【足底筋膜炎】になってしまっていました。

それが、起床時、一歩めに感じる

足裏のかかとに近い部分の痛みの原因だったんですね。

そんな足の使い方のまま

介護のお仕事で、バタバタと走り回ったり、介助の際に踏みしめる事が続き

足の親指の関節や足裏のかかとに近い部分（足底筋膜のかかとへ引っ付いている部分）に、

炎症が起きてしまい、強い痛みを感じるようになっていたんです。

そうすると、

そこから上にある膝や股関節に影響が出るのも当たり前です。

そのせいで、膝痛や股関節痛を発症しておられました。

症状の経過

T.Oさんは、奈良県大和郡山市から

外反母趾・足底筋膜炎・膝痛・股関節痛を治したい一心で、

1時間以上も車を運転して、ご来院頂きました。

とても前向きに頑張って頂きました。

2回目の来院時には

『先生、外反母趾の痛みが和らいでます！』

3回目の来院時には、

『先生、外反母趾の痛みほとんど感じなくなりました！』

4回目の来院時には

『膝や股関節の痛みも感じなくなっています！』

5回目の来院時には

『先生、言われた通りにしたら、起床時の足裏の痛みも感じなくなりました！』

とご来院の度に、体や足の変化の経過を、嬉しそうに仰ってくれました。

途中、コロナ禍で通院期間が空いてしまった事もありましたが、

『治したい！』

という気持ちを途切らせることなく

来れない間も、LINEや電話でご相談、ご質問頂きながら

頑張って頂きました。

その結果、下記のように変化しました。

After（外反母趾の角度・横幅・ウィズ）

After（数値での変化）

2020.3.2	左足	右足
外反母趾の親指の角度	26.6°	25.9°
足の横幅	9.9cm	9.8cm
ウィズ	EE	E

⇩⇩⇩⇩⇩

2020.8.12	左足	右足
外反母趾の親指の角度	34.5°➡26.6°　マイナス7.9°	31.4°➡25.9°　マイナス5.5°
足の横幅	10.4cm➡9.9cmマイナス5mm	10.2cm➡9.8cmマイナス4ｍｍ
ウィズ	F➡EE　ツーサイズダウン	4E➡E　ワンサイズダウン