病院で処方された痛み止めを飲み続けても、全く治らず途方に暮れていたモートン病による激痛が改善し、歩くのを楽しめるようになった方の改善までのストーリーです。
モートン病でお困りの方、ぜひ参考になさってください。


ご来院までの経過
Tさんは、1年位前から右足の第2、3趾の間に痛みを感じだし、
まず病院で診察を受け
「モートン病ですね。しばらくこれで様子を見て下さい」
と、痛み止めと、インソールの処方を受けました。
言われるとおり、しばらく様子を見ていたものの全く治る気配はなく、
日に日に痛みは増していきました。
ついには歩く時、足を着くたびに激痛が走るようになり、
日常生活にもお仕事にも支障が出るようになってしまい、
それをかばって歩いていたら、
足首や股関節、腰や背中までひどく痛くなり…、
『このまま様子をみていても治らない…』
と堺市美原区から、お越しになりました。
初診時の足の状態(足の圧力)

【足の問題点】
①浮き指
左右共ほとんどの指が地面に接地していません。
このままの状態で足を使うととても不安定です。
安定させるために足を使う際、他の部分に力を入れるようになります。
その結果、足の第2、3趾の付け根付近に
過度に力を入れるような足の使い方が続き
第2、3趾の間を走っている神経に、
神経腫呼ばれる、こぶのようなものが出来てしまい、
そこを踏みしめるたびに激痛が走っていました(モートン病)

②偏平足
足のアーチ(土踏まず)がほとんどない状態です。
いわゆる偏平足です。
ベタ足と呼んだりもしますね。
歩く度に地面からの衝撃を逃がすことが出来ない状態なので、
足関節痛や膝痛、股関節痛、腰痛が起きやすくなります。
当院で使用している大学病院等でも使用されている、
フットルックという専用機器で計測すると、
このような足の詳細な状態も知ることができます。
初診時の足の状態(外反母趾の角度・横幅・ウィズ)

2022.9.17 | 左足 | 右足 |
外反母趾の親指の角度 | 26.1° | 16.4° |
内反母趾の小指の角度 | 19.4° | 19.8° |
足の横幅 | 10.7cm | 10.6cm |
ウィズサイズ | 範囲外大 | F |
※ウィズサイズとは、JIS(日本工業規格)が定めた靴の足囲サイズのこと
※範囲外大とは足の横幅が広すぎて計測不能という事
初診時の主訴
足の親指の角度は、
左足:26.1°(中程度)
右足:16.4°(軽度)
の外反母趾の状態です。
足の小指の角度は
左足: 19.4°
右足: 19.8°
で中程度の内反小趾です。
激痛で最もお困りなのが、右足のモートン病の痛みでしたが、
それ以外にも、
左足首の痛み、右股関節の痛み、背中~腰に掛けての痛み等
とてもお辛そうな状態でした。
痛みが強いため、履物は
横幅の広い靴や、
サイズの大きい靴、
スリッポン等しか履けない状態でした。
※足の調子が悪い方はそういう靴を履いて、少しでも痛みを緩和させようとしている方が多いのですが、実はそのせいで余計に悪化させてしまうんです…
症状の経過
Mさんはモートン病・外反母趾・内反小趾・足首の痛み・股関節痛を治したい一心で、
大阪府堺市美原区からご通院頂きました。
その後、治療を重ね
治療期間:約4か月
通院回数:10回
後に測定すると、足の状態は下記のように変化しました。
After(外反母趾の角度・横幅・ウィズ)

After(数値での変化)
2022.9.17 | 左足 | 右足 |
外反母趾の親指の角度 | 26.1° | 16.4° |
内反母趾の小指の角度 | 19.4° | 19.8° |
足の横幅 | 10.7cm | 10.6cm |
ウィズサイズ | 範囲外大 | F |
⇩⇩⇩⇩⇩
2023.1.14 | 左足 | 右足 |
外反母趾の親指の角度 | 26.1°➡16.4° △9.7° | 16.4°➡11.2° △5.2° |
内反母趾の小指の角度 | 19.4°➡13.7° △5.7° | 19.8°➡14.8° △5° |
足の横幅 | 10.7cm➡10.1cm△6mm | 10.6cm➡10.2cm△4mm |
ウィズサイズ |
範囲外大➡4E 1サイズダウン |
F➡4E 2サイズダウン |
※ウィズサイズとは、JIS(日本工業規格)が定めた靴の足囲サイズのこと
とてもお困りだったモートン病の激痛なく歩けるようになったのはもちろん、
足首の痛み、股関節痛、背中~腰に掛けての痛みも感じなくなり
外反母趾・内反小趾の角度、足の横幅、ウィズも大きく変わりました。
※下記、ビフォアーアフター画像を参照
外反母趾の角度の変化

治療期間:約4か月
通院回数:10回
『歩く度に激痛で、病院へ行きましたが痛み止めも効かず…
これからどうなるんだろうと途方に暮れていましたが、
一カ月も経たないうちに全く痛くなくなり、びっくりしました。
足の横幅も外反母趾の角度も変わったので、今までの靴はブカブカです(笑)
もっと良くなりたいので継続して頑張ります!』
と大変喜んで頂きました。

モートン病とは聞きなれない病気かもしれませんが、
『足の3趾と4趾(中指と薬指)の間が痛い・しびれる』
場合はその可能性が高いです。
そのまま放っておくと
痛みの原因である、
指と指の間を通っている「神経がコブ状に腫れた神経腫」
がどんどん大きくなります。
いずれ、病院でよくされる処置の、
痛み止めやステロイド注射が効かなくなります…。
そうなると神経の腫れた部分を、
手術で切除しないといけない状態になってしまう事もあります…。
良く病院で言われる
『しばらくこれで様子を見てくださいね…』という言葉。
しばらく様子を見て良くなった方、私は見たことがありません。
モートン病も外反母趾も様子を見ていても治りません。
それは、モートン病になってしまった原因がそのままだから。
進行すればするほど治りにくくなったり、
完治までに時間が掛かるようになります。
モートン病や外反母趾を本気で治したい方は、
先延ばしにせず、1日でも早くご相談下さい。
あなたのモートン病や外反母趾の本当の原因と治し方をお伝えします。
まずはそこからです!