モートン病は、多くの医療機関で「足の指の神経が圧迫される疾患」として説明されています。
実は、モートン病は単なる神経の圧迫ではなく、上半身の重心位置のズレが引き起こす足裏への体重分散の不具合と、痛む部分で蹴り出す歩き方をしていることが根本的な原因です。
この理解が、モートン病を自分で治すための第一歩となります。
上半身の重心位置がモートン病に与える影響
上半身の重心位置がズレる要因はいろいろあります。
- 介護士で体の片側だけに体重が掛かる
- 保育士で、子ども目線になるために前かがみの姿勢などが続く
- 趣味の登山などで前に重心を置いて歩く
- 野球やテニスなどで頻繁に内股に力を入れる姿勢をとる
- 長時間のデスクワークで前のめりで仕事をする時間が長い
などです。
上半身の重心のズレが足に影響
上半身の重心のズレが、足に影響します。
足裏でバランスを維持しようとするからです。
そうなると、足の一部に体重が乗りすぎることになります。
足の一部に体重の殆どが乗った状態で、その部分を使って蹴り出す歩き方をしていると、小さな炎症がやがて、痛みの原因の神経腫に育っていきます。
痛み始めると悪循環に
モートン病の症状が現れると、多くの人は無意識に痛みを避けようとして歩き方を変えます。
そうすると、どんどん悪化のスピードが速くなってしまいます。
さらには、足だけでなく、膝や腰、背中、肩、首など、別の所にも余計な力が入って、それぞれ痛みを発しだします。
最初はモートン病だけだったのに、膝痛や股関節痛、腰痛になってる方も多いです。
姿勢と歩行改善ができれば自分で治せます
モートン病を自分で治すためには、痛みの症状に対する対症療法ではなく、根本原因にアプローチすることが不可欠です。
モートン病になる原因が判っていますので、治すには自分で日ごろから姿勢と歩き方の改善に取り組むだけです。
ただ、今までの姿勢や歩き方を自分で直すのは中々難しいです。
「何が悪いのか?」「どこが悪いのか?」が判らないことが多いからです。
南花台田辺整骨院・整体院では、モートン病、外反母趾などを1,618人改善した実績から、姿勢や歩き方の改善指導をさせて頂いております。
モートン病を治すための姿勢改善、歩行改善については、こちらから